記述すること、考えを述べることは非常に大切だと痛感しました(泣。
普通に頭ではなんとなくわかっていても、いざ定義を言語化して書くとなると、かなり難しいことに気づいた。。。
問1:不動産の経済価値について
不動産の経済価値とは、不動産がもたらす効用を金額で表したものである。不動産の価格を決定づける成要因として、一般的要因、地域要因、個別要因が存在する。
不動産種別ごとに市場参加者が重視する点が異なり、居住用不動産は居住の快適性、商業用不動産は収益性、工業用不動産は生産の効率性、道路の利便性に関連する要素に重点が置かれ、経済的な価値が算出され、価格が決定する。
→ 不動産の価格が決定する3原則に触れてない。効用、有効需要、相対的希少性の送還結合に言及すべき。
問2:不動産の地域性とは
不動産はそれ単独で効用を発揮するものではなく、周辺の環境からも影響を受け、また周辺環境に影響を与える相互の結合によって、価格を形成する。
そのため、どのような建物が密集する地域(用途地域)に属しているかが、不動産の価格を決定するうえで重要な要素となる。
→ 地域を構成する他の不動産との協働、代替、競争などの関係に言及すべき。
問3:不動産の鑑定評価の意義
不動産の価格は民法の私的自治の原則により、当事者間の契約によって決定するため、価格が本来の経済的な価値と乖離した金額で取引されることがある。
そのような価格を基準、または参考に他の取引価格を決定してしまうと、本来の不動産が持つ適切な経済価値とは大きく外れたか価格で取引が行われ、不動産という資源の効率的な活用を妨げることに繋がる。そこで、属人的な価格決定要素を排除、あるいは留意にとどめた価格を、論理的かつ客観的な理由を持って説明できる適切な価格に算出しなおすことで、適正な価格による不動産取引の適正化に繋がる。そして、適正な価格による不動産取引を持って、社会全体の貢献へと繋がる。
→ 一般の人には適正な価格の判断が難しいこと、専門家である不動産鑑定士であればそれが可能で、鑑定評価活動が必要と言及すべき。